「とっときのとっかえっこ」ぶん サリー・ウィットマン え カレン・カンダーシーマー やく 谷川俊太郎 童話館出版
私にとっての、この絵本の一番の盛り上がりは、スプリンクラーの水しぶきの中を、ベビーカーや車椅子でフィーと楽しくくぐり抜けるところかな。おじいさんがネリーの乗ったベビーカーを押していた時と、時間が経って車椅子に乗ったおじいさんがネリーに押してもらってる時、二人ともスプリンクラーの中をくぐって楽しむ。ああ、面白かった、って。ネリーが車椅子錆びないといいけど、、って言ったら、おじいさんは「ばかばかしい!かまうもんか!」って。生活している中で、こんなシーンがあったら、子供達はずっと覚えていると思うから、大人はそんな小さな楽しみを教えてあげるタイミングを逃さないようにしなくっちゃ。